教 育EDUCATION
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数理系基礎
情報処理に必要な数学的基礎(集合と論理、離散数学)、データの収集とその解析方法(確率、統計学)、 数値データの計算とその解析法(数値計算、数値解析)、電気電子技術の数学的基礎(複素数・ベクトル、 フーリエ・ラプラス変換、線形代数、電磁気学)、通信技術における基礎理論(情報理論、ディジタル信号処理)、 システム化のための数理的基礎(システム数理工学)を学びます。これらの科目を通して論理的・数理的な考え方と応用解析力を身につけます。
ソフトウェア
コンピュータリテラシーとしての(コンピュータの基礎知識、コンピュータ演習)、 プログラミング言語Cによる基礎プログラミング(基礎プログラミング、プログラミング)から 多様なプログラミングの手法(データ構造の基礎、アルゴリズムとデータ構造)を修得します。 さらにコンピュータシステムに用意された機能を有効に利用してより高度なプログラミングを行う手法(システムプログラミングI、II)を学びます。 この他、ソフトウェアの設計や組織的な作成手法(ソフトウェア工学)、データの蓄積と検索の手法(データベース)、 知的所有権やプライバシーといった、情報を取り扱う上で倫理的な側面と実際に脅威からどう守るのかといった技術的な側面の知識(社会情報システム)を学びます。 また、これらの技術を基礎として、種々の言語のコンピュータによる処理法(言語処理)、コンピュータグラフィックスによる図形の処理技法(図形処理)、 人間の知的機能を計算機において実現する手法(知的情報処理)、 言語Cのようなコンピュータに仕事を行わせる手順を記述する手法とは異なったプログラミング手法(オブジェクト指向プログラミング)を学びます。 また、コンピュータのソフトウェアに関する理解を深め、さらにそれらの技術の結集としての情報処理システムの設計、開発能力を養う実験(情報システム実験)があります。
ハードウェア
コンピュータの構成と動作原理からコンピュータの動作を深く理解し、高度な利用のための機械語(基礎コンピュータ工学、 コンピュータ演習、コンピュータ工学)、コンピュータシステムの機能をハードウェアとソフトウェアの両面から体系的(コンピュータシステム概論)に学び、 コンピュータの構成と設計法(コンピュータアーキテクチャ)を学びます。さらに、通信分野の専門知識を基に、 コンピュータネットワークの設計、構築する上で基礎となる階層化アーキテクチャの概念(ネットワークアーキテクチャI、II) を学びます。また、コンピュータハードウェア、及び電気電子・通信に関する理解を深め、 さらにそれらの技術の統合としてのコンピュータ応用機器システムや情報通信ネットワークの設計、開発能力を養う実験(電子通信システム実験)があります。
電気電子・通信
この分野では、電気回路の基礎(基礎電気回路)から始まり、マイコンおよびその周辺回路システムの設計技術(ディジタル回路応用)までを学びます。 電気回路の解析法(電気回路)、半導体デバイスの動作原理および使用法などのエレクトロニクスの基礎(電子工学)、 アナログ電子回路の設計と解析(アナログ回路)、ディジタル電子回路の設計と解析(ディジタル回路)、 エレクトロニクス素子を利用する計測技術(計測工学)、情報通信技術の基礎(情報通信工学)を学びます。 さらに、選択科目として、制御系の理論体系(制御工学)、マイコンを応用したシステム技術(マイコン応用)、 集積回路の設計とその利用法(集積回路設計)、高度な情報通信技術(データ通信)、計算機により画像情報を取り扱う技術(画像工学)を学びます。 また、電子技術に関する理解を深め、設計能力を養うための(電子工学実験)があります。
総合的科目
あるテーマに関して自主的に調査研究を行う(創造演習、工学セミナー、卒業研究)が含まれます。 この他、外国文献等の読解能力を養うための(英語購読)、 企業あるいは大学から招かれた講師陣による先端技術に関する(特別講義)があります。
資格の取得
資格の取得は、就職採用の際の客観的学力指標として重視されています。
情報電子工学科では「情報処理技術者試験」、「電気通信の工事担任者試験」の受験・資格取得推進を行っています。
資格を取得するためには、受験勉強だけではなく、講義・実験を通した基礎技術力の充実が必要です。
資格の重要性を十分に認識して、低学年より専門科目を着実に学び、資格取得に挑戦して下さい。
●情報処理技術者資格に関する情報